モノクロであろうと、カラーであろうと、ネガフィルムフィルムはプリントしないと画像を見ることができない(ネガは、その名の通り、Negative画像だから)。

プリントする方法は、だいたい4つ。
1.暗室で引き伸ばし機でプリントする
2.お店のプリント専用機でプリントする
3.プロラボで手焼きしてもらう。
4. フィルムスキャンして、インクジェットプリントする。

いずれにせよ、今時フィルムで写真を撮ること自体がマニアックな行為なわけで、どれがいいとか、悪いとかではない。
ただ、比較的多いのは2番目でしょう。

特にポパイカメラとか、フォトカノンとかのオシャレ系のお店とか、女子カメラ系のお店にフィルムを出してちょっと色が傾いたプリントを作るっていう。

次が、やはりモノクロ現像を1つ目でやる方法。レンタル暗室も全然多くはないけれど、モノクロ暗室であれば、ちょいちょいあるし、自分でフィルム現像からプリントまでを全部やるケースが多い。すべて銀塩ウェットプロセス。作品性の高いものを作ろうとしたら、これが結構多いのでは。

そして、お金がかかるが、プロラボで手焼きというのもある。堀内カラーなどのプロラボと、ラボテイクなど小規模だけど、すべて手焼きで対応するなどプロラボで手焼きといっても、力の入れようの差はあるので、本格的に手焼きにしたいなら、そういうところで腕のいいプリンターとじっくり話を詰めていくのがよいと思う。

そして、最後が僕がやっている、フィルムスキャン。現像したフィルムをスキャンして、デジタルデータに変換。あとはPhotoshopと延々と格闘したのち、インクジェットプリンターで出力するという方法。
フィルムで撮影した写真を、隅々までレタッチしまくって、自分の思い通りの写真を作り込める。
ほぼ最強のバカがやる方法である。