フィルムカメラの大体を処分して、しばらくしてから毎日デジカメを持って撮影に出るということを繰り返した。これが楽しい。いままで、なにかフィルムというものに取り付かれていたかのようだったものが一気に開放され、写真を撮るという行為そのものに集中できた気がする。

そして、そんな日々を暮らす中でいろんなことが起き、いろんなことを感じる。そういったものをこのブログに書きたいと思うようになった。

誰かにとって無価値な内容かもしれない。自分が表現するという行為の最も簡単な場としてブログは非常に便利で、ここでこそ書くのが良いのではないかと思った。

タイトルも何かを狙うのをやめた。だだ、ありのままの自分を表す内容にしようと思った。その結果が「日々写真を撮って暮らす」というタイトルになった。

これは、今に始まったことでなく、僕が「写真表現　中村教室」に通い始めてからすでに始まっていたことだ。週末にどこかにでかけて写真を撮るということも多かったが、毎日フィルム一本分撮る、そういうことをやった時期もあった。

また、「暮らす」が主たる言葉であるから、写真と関係ないことも書く。今読んでいる本のこと、世の中について思うこと、自分のこと。日々の暮らしの中で書きたいと思ったことを書いていく。写真は僕の日々の中で大きな割合を占める存在ではあるが、それだけではないし、それだけに没頭していたのでは写真も広がらない。

これからは、自由にいろんなことを書いていく。どこかにいる読者の為ではなく、自分のために。