前回現像時間を検討したRPX 100について早速現像にとりかかった。
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画像をクリックするとFlickrに移動します。3200dpiでスキャンしたデータを見れます。

冒頭の画像がスキャンしたネガ画像。
スキャン後のヒストグラムが以下の状態。
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スキャンドライバーのヒストグラムを取っておくのをわすれたので、Lightroomのグラフ。
ハイライト側(右側)が一本筋上になっておらず、そこそこ階調があることがわかる。
右に向かって、それなりの高さのグラフが続く。
ここがベタッと低いと暗部の階調はあるが、明部の階調がものすごい軟調で記録されているということになる。
このヒストグラムだと、中間調までが左の山の中に収まっていて、そこから暗部にかけては右側に幅広く収まっている感じだ。

 ま、そこそこいいんじゃないのと思う。

今回は結局下記の時間と撹拌で現像を行った。
希釈率はメーカー指定通りの1:17。現像時間が8.5分。
撹拌は現像液投入直後に2回だけ。以降150秒(2分半)に1回。

で、反転させていじったのが下記の画像。
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画像をクリックするとFlickrに移動します。3200dpiでスキャンしたデータを見れます。

どう?どう?
ネガの階調もスキャンの時点でそれなりに取れてるし、レタッチ後の粒状感も旧型乳剤の割には検討している感じ。
(コントラストについては、プリントで見ないと最終的になんとも言えない。)

欲を言えば、もうちょっとハイライトから中間調を幅広くスキャンしたい。
そうなると、撹拌をさらに減らして(撹拌間隔を長くする)上げれば良いかな。シャドウはちょうどいい気がするので。

RPXにSPURの現像液を使うと、概ねBOXスピードが出るのでコントロールがし易い。
自分なりにオーバー露出、減感現像すればなかなか微粒子に仕上がるもので。
これは行けると分で、RPX100をフィート缶でご購入しようかと思う。
中判もRPXで行けるんじゃないかな。


アクロスも試したうえで決めようかとは思うけど、コストパフォーマンス的にはこっちのほうが有利な気がするんだよねー。