2016年09月

ライカといえばレンジファインダーのM型が有名ですが、一眼レフのR型も出していたんですよ。

それに、現行のデジタルカメラでもライカ Sは一眼レフですね。ただ、中判デジタルでライカなので、超絶お高いです。

ライカSは中判の中でも珍しく30mmx45mmの2:3のフォーマットのセンサーを使ってます。他者は645のフィルムフォーマットに習って3:4のセンサーがほとんどです。

こういうところにライカはこだわっちゃうんですね。そして、商品化できちゃうんですね。そこがすごい。

独自設計のセンサーなんてコストが高くなるのに、ライカの伝統を守る方を優先する。でも、それがまたストーリーとしてブランドロイヤリティを高めるんでしょうねぇ。

中判だったら67が好きなので、645で撮って左右を削るほうが好みです。ライカ Sとはご縁は無いでしょう。

ライカRシリーズはR8、R9は独自デザインのどでかくて重いカメラになりました。二台持ちしたために、腰やられました。甘く見てました。あの頃の腰の状態に戻りたい…。
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雨が続く。
雨が続くとあまり撮影に出ない。

でも、雨だから撮れる写真がある。
雨の雫、霞んだ空、そういったものが晴天の時とは異なるイメージを作り出してくれる。

僕はなかなかそういったものが撮れない。
そう言っていると撮れることは永遠にないので、試しにシャッターを切ってみる。

最初からうまくいくはずはないのだから、まずはやってみる。
次に、またやってみる。

そうしたら、雨が好きになるかもしれない。

 
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全部が全部ゴミではないと思う。ただ、多くの人からは「ゴミ」「古いもの」「ボロいもの」と認知されるものばかり。

あるいは、ツタ、雲、セミの抜け殻(僕も撮ったりするけどね…)。

本当にそれが内的な動機の発現や外界からの刺戟に対する反応なのだろうか?

誰かかから植え付けられた価値観で撮っていないか?独自の視覚世界を創るといいながら、そこに向かって走っているのかい?

いい加減そこから抜け出しなよ。日本の写真なんてほとんどつまらないんだ。もっと世界へ飛び出さないと。

森山やアラーキーに憧れて、同じようなことをやったところで二番煎じだし、彼らを超えられるとでも?

人生の予定調和を少し壊してみなよ。新しい視界が広がるからさ。平日に仕事して、週末に写真撮るなんて、何も出来やしないさ。
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いやぁ、難しい。

プリント、フレーム、マットの幅、マットとプリントの間隔、写真の間隔、照明、外光の影響…言い出したらきりが無い。

あ、あと組み方ももちろん大事だね。小さいギャラリーだと窮屈になってしまう。かといって、広いところは金銭的に大変。

そういう点ではメーカーがギャラリーをやってくれていたり、賞によって支援するっていうのは素晴らしいことです。

でも、残念日本から世界へと広がっていく写真家も少ない。

日本は写真教育がぜんぜん無いと。だから、写真の見方が分からない人が多いと。

広告写真にしてもなんだか海外のものとでは比べ物にならない気がする。それは写真だけのことでは無く。

とりとめも無くなったのでこの辺でおしまい。
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表現として写真を撮るのならば、とにかくかずが大事である。このブログでも何回か書いている。森山大道の受け売りであるが、「数が質を作る」のである。

とは言いながら、機材についておろそかで良いというものでも無い。「弘法筆を選ばず」というが、それは弘法大師ほどの人になってからの話である。弘法大師は実際は筆を選んだという説もあるけれど。
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